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現場ブログ
兵庫県でいつもお世話になっているオーナーさんからの雨漏り現地調査　依頼！

調査するための９階建てマンションの足場設置

まだ施工開始じゃないですよ。調査のための足場です。
ベランダ内から踊り場にかけて調査対象範囲を仮設足場設置。この高さから下を見ると…さすがにゾクゾクします
（笑）
「ある程度見える範囲で判断して憶測でいいから見積もりして欲しい」とゆう言葉あまり好きではないので。(ﾟ∀ﾟ)
調査のためなら何処でも登ります。ちゃんと見積もりしたいですからね。。
今回の屋根の角度は（矩勾配）←「かねこうばい」じつに１０寸勾配あります。つま先が、弁慶の泣き所につくんじゃないかと思うくらいの角度なんです。
通常、屋根足場の設置勾配は５.５寸以上になるのですが、風が強い場合５寸以下の勾配であっても設置する可能性があるのです。
じゃここどんなけキツいねん！って感じですよね。（笑）

アスファルトシングルのいまの状態なのですが。。

3年程前の台風の時、他業者で一部アスファルトシングル貼り替えと屋根の塗装工事をしたそうです。
と、ここで皆さま気になる場所が見えますでしょうか。。「ん？なんか膨らんでる。。？」( ・∇・)
あれはなんでしょうね。。最近気温が高いせいか熱で膨張しているのでしょうか。。
でも、なぜか違和感がある。。
アスファルトシングルの特徴は、石粒を施したシート状の材質でハサミで切る事ができる非常に柔らかいつくりになったもので、熱で膨張しやすく、急に気温が下がると固まる事があるとゆわれているんですよ。

皆さまたまに聞いたことないですか？気温が高い時、気温が下がってきた時に、
駐車場に設置してあるカーポートの「パチッ、パチパチッ」って音を。。
あの音じつは、伸縮してる音やったんです！
なるほど！とは、ならないでしょうか。（笑）

さて、アスファルトシングルを触ってみよう！

アスファルトシングルに塗装したことによって。。

あらら。。違和感はこれだったのか。。(｀・∀・´)
す、凄すぎる。。膨張した部分を軽く抑えたでけで雨水なのか、湿気で水滴があつまってできた水溜りなのか今はわからないですが、でるわ出るわ。。のお祭りでした。（笑）
写真ではわかりにくいですかね。。

これね。。屋根の塗装したからなったものと考えられます。塗装したことによって隙間がなくなったんでしょうね。
隙間が無くなればいいんじゃないのか？って思っているあなた。
それはそれで湿気がたまって大きな水溜りをつくってしまうから、怖いんです。
先ほど説明したように伸縮性がある材質なので、
屋根塗装します☜熱膨張が始まる☜気温が下がる☜伸縮を繰り返し☜硬くなる☜わずかな隙間が発生する。
そして雨が降れば。。。
悪条件で、できた隙間に雨水がたまっていき。。。

水風船の水を（アスファルトシングルにたまっている雨水）除去

わずかな隙間から毛細管現象等☜（毛のように細い、場合によってはそれ以上に細い）「通り道」のこと。
いろんな条件が重なったことが今回の原因になっていると判明しました。

ほら。。見てくださいよ。。たまってるうううううううう。。（笑）
カッターで切り込みを入れれば出てきましたね。
アスファルトシングルに塗装するときはカッターで塗膜を切って継ぎ目に隙間をつくってあげなくちゃね。
ちゃんと作業名もあるくらいです。「縁切り」と、言います。
これらの作業を行わないと、先ほどの現象や、屋根の腐食の原因になります。
お客様の中でアスファルトシングルのなんらかの工事をお考えのようでしたら街の屋根やさん姫路店が
すぐにかけつけます！無料点検もしているのでよろしくお願い致します！