ベランダや屋上などの笠木板金からの雨漏りとその対処方法。Part1
いつもご覧いただきありがとうございます(*^-^*)
今回は、笠木板金からの雨漏りについてお話しします。
まず、笠木板金って何?という方の為に・・・
これは台風の被害によって笠木板金の一部がめくれてしまっている状態の写真です。
この写真の様な屋上の立上り壁(パラペット)や、ベランダの手すり壁は、
直射日光、雨や風をダイレクトに受け続ける場所ですので、それだけ経年劣化が
起こりやすく、そしてそのスピードは速くて当然です。
その様な立上りの頂部を守り、そしてそこからの雨の浸入を防ぐ役割を担っているのが
この笠木板金なのです('◇')ゞ
木造の建物の場合、この笠木板金の下地は勿論
木です。笠木板金は木の下地に釘やビスで固定
されているのですが、ここが要注意ですよ!
釘やビスなどの金属は雨にあたることで錆びていきます。錆びて痩せてきた釘やビスは笠木を固定する力を失います。勿論痩せてしまったら隙間ができます、そうすると、下地の木部に雨が入ってしまうのです((+_+))
この現場は笠木の固定力が緩くなってしまった
ところを強風に煽られてめくれてしまったのですが、めくれてしまったその下の状態は、写真の通りです。
以前から木部にまで雨が入っていたことがうかがえます。
笠木部分からの雨漏りは、室内で発見されるまでに時間がかかることが多いです。
侵入した雨水はジワジワと内部へ向かって進んできます。
壁際の天井部分のクロスがめくれ始めた…なんて方、要注意ですよ!
ご自宅のベランダの笠木板金、弱っていませんか?
Part2へ続く!
0時~24時まで受付中!
0120-551-808