ベランダや屋上などの笠木板金からの雨漏りとその対処方法。Part2
いつもご覧いただきありがとうございます(*^-^*)
Part1では、笠木板金からの雨漏りがどのようにして起こるのか、お話ししましたが、
今回は、起こってしまった雨漏りに実際どの様に対処するのか、書いていきますよ!
まずは、既存の板金を撤去する作業から始めます。
少し前までは木下地に直接、釘やビスで板金を固定していましたので、
板金を撤去すると、写真の様にすぐ下に木下地が現れます。
Part1でも書いたように、木下地に直接釘やビスで
留める工法の場合、その釘穴・ビス穴が直接
雨漏りの原因になりかねません。
最近では、まず木下地に笠木板金を固定する為の下地板金を施工する方法が増えていますよ!
下地板金の取り付けが終われば、いよいよ笠木板金を取り付けていきます。
基本的には部材は既に寸法通りに加工された状態で搬入されています。
ですが、もしも現場で少し合わないといったことがあった場合は、現場加工で対応します。
この現場は屋上のパラペット全体の笠木板金交換でしたので、上記の作業を屋根面一周して
完成です!
錆の進行も目立っていた笠木部分が見違えましたね(*^-^*)
と、この様に笠木板金の取り換え工事は
撤去→下地施工→新しい板金の取り付け・・・の順序で行います。
雨漏りの発見が早ければ、この様に原因箇所である笠木部分の修繕だけで済みますが、
室内まで雨が入ってきて初めて気づいた!という場合はこの笠木部分から
雨水は確実に壁の内部を通過しています。
その場合は、笠木板金の修繕だけでなく、一度濡れてしまった壁の内部、天井裏、
勿論、室内クロスなどの仕上げ材・・・と、修繕しなければいけない場所は多くなってしまいます。
雨漏りの発見が早ければ早いほど良いというのはそういう事なのです('ω')ノ
皆様も、定期的に点検しておいてくださいね!
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