棟換気自体は自然換気による換気方式なので1度設置をしてしまえば、その後はランニングコストはかかりません。
逆に屋根裏に換気ファン等を設置して電力で換気するシステムは毎月電気代がかかりますので、棟換気というのは対費用効果の高い部材となります。
今回の記事で使用している写真素材は現在当社が新築住宅を元請として建築中の2階建木造住宅の屋根の写真ですが、近年の新築住宅の屋根を観察してみると棟換気の設置は増えてきていますが、少し前の住宅では棟換気の設置がない物件も多数あります。
棟換気は後から設置することも可能ですので、棟換気の設置がされていなくて夏場に2階に熱がこもって大変だというお宅は屋根のメンテナンスのタイミングにあわせて検討してみてはいかがでしょうか?
もちろん既存の屋根材の上に重ねて施工するカバー工法でも棟換気を設置することは可能です。