屋根に原因がある場合の雨漏り事例について2
皆様こんにちは!
雨漏りの原因が屋根にある場合の事例について、前回は【瓦屋根】の事例についてご紹介しました(^_^)
本日は、その他金属屋根やスレート屋根の事例をご紹介しようと思います。
ですが、事例を紹介する前に軽くご説明を(^_^)/
まず、金属屋根とは…
トタンやガルバリウム鋼板など、亜鉛メッキ鋼板やアルミなどの金属板を使用した屋根のことです。
金属屋根は、瓦屋根に比べると圧倒的に軽いというのが特徴です。屋根が軽いというのは、地震の揺れにも強いので重さのある屋根に比べると倒壊の恐れも少なくなりますね。あとは、材質が金属なので加工しやすく、様々なメーカーから色々なデザインやカラーバリエーションのものが販売されています。
次に、スレート屋根とは…
カラーベストやコロニアルなど粘土板岩を材質とした屋根のことです。ですが、天然の粘土板岩はとても高価なので屋根に使われているものは、ほとんどが人口的なもの(セメント系など)になります。
重さは、金属屋根と比較すると重いですが、それでもとても軽い屋根材になります。
シンプルなデザインなので、和風・洋風どちらの住宅にも合わせやすいです。
では、金属屋根とスレート屋根の雨漏り事例についてご紹介していきます。
こちらのお宅は金属屋根ですが、写真で見てもよく分かる様にメンテナンスを行っていない為に、全体の塗装がほぼ剥がれている状態です。この様に、表面の塗膜が剥がれたままの状態が続くと、錆びが発生し痛みが進行してしまいます。
金属ですから、錆びが広がると穴が開き内部へ雨水が進入する…雨漏りの原因になります。
こちらのお宅は、金属屋根とカラーベストで施工されていました。
まず、金属屋根の部分では調査の為屋根部分へ上がると、ペコペコと沈むほど経年劣化と雨水の侵入により、下地の木部が傷んでいました。カラーベスト屋根の方は、本来は雨水を排出する為の部分へ不必要なコーキングが施工されている事により、雨水の流れ出る場所が無くなり、内部へ溜まってしまっている状態でした。
ですが、コーキング施工自体は、適切にきちんと施工されていれば問題の無い場合もありますので誤解しないで下さいね!
2回にわたって屋根が原因の雨漏りについてお話ししましたが、雨漏りって屋根から始まるだけでは無いんです!
『雨漏り=屋根が原因』 こんなイメージありませんか?
実は、屋根以外にもベランダや外壁…ひとことで雨漏りといっても、かなり奥が深いのです(>_<)
次は、そのお話しもできたらなと思います。
本日はここまで(^_^)/
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